デトックスを謳った商品はたくさん溢れています。
ですが、私たちの体にはもともと、毒素を浄化し、排出する機能が備わっています。
今回は、そういったデトックス機能を高めるために、今日からできる3つのことについて紹介していきます。
肝臓の働きをいサポートする春の食材を摂ろう！
冬は活動量が減り、新陳代謝が低下し、老廃物が体に溜まりやすい季節。
体内で溜まった老廃物は、便秘やだるさなどの不調の原因だけでなく、肌荒れや気分の浮き沈みなどを引き起こしてしまいます。
春は、冬に溜まった老廃物を排出するのに、良い季節です。
春に旬を迎える食材の多くは、体の解毒作用を助けてくれます。
『肝臓』は、体内から毒素を排出する働きを持つ臓器。
その肝臓の働きを助けてくれるのが、
- ニラ
- 玉ねぎ
- パセリ
- ルッコラ
旬の食材を取り入れてみて下さい。
旬の食材は、栄養価が高く、香りや味も良いです。
肝臓の炎症を抑える、ビタミンEを豊富に含む食材も取り入れると、更に効果的です。
- 鮭
- くるみ
- ごま
- ケール
- ブロッコリー
などを取り入れてみて下さい。
腸をきれいにする食物繊維を摂ろう
食物繊維は体内で役割のなくなった老廃物や毒素を体外に排出する助けをしてくれます。
また、食物繊維は腸内で、善玉菌のエネルギー源となり、腸内環境を整える働きもあります。
悪玉菌は、腸内で毒素を作り出すので、悪玉菌が腸内で活発になっていると、体内の毒素の量が増えます。
その結果、デトックスの臓器である肝臓などに負担がかかります。
腸内環境が整っていると、体内で作られる毒素の量が減り、肝臓の負担が減ります。
- しいたけ
- ごぼう
- たけのこ
など、食物繊維がたっぷりの春の食材を食卓に並べてみて下さい。
みずみずしくて、甘い春キャベツで発酵食品である『ザワークラウト』を作るのもおすすめ。
免疫力を高めるメニューです。
肝臓に負担をかけない習慣をつけよう！
デトックスの臓器、肝臓は中医学では、『怒り』の臓器と考えられています。
中医学では、感情と内臓は繋がっているという考えがあります。
肝臓は怒りの感情と繋がっているので、怒りを感じると肝臓の働きが弱ったり、その逆で、肝臓の機能が落ちると怒りっぽくなったりします。
怒りを溜めないように、体を動かしたり、ぼーとする時間を作るのが大切です。
特に、午前中は体内に溜まった老廃物を排出するのに、最適な時間。
朝、ほんの少しだけ早起きをして、自分の好きなことをする時間を作ったり、ベットの上でヨガやストレッチ、メディテーション（瞑想）をしてから起きるようする。
時間に余裕がなければ、大きく深呼吸するだけでもOKです。
デトックスを助けるだけでなく、1日を気持ちよく始められるはずです。
栄養価が高く、味もよく、自然のエネルギーに溢れた春のデトックス食材を取り入れて、体の中に溜まった不必要なエネルギーを優しく押し出す。
朝の時間を有効に使ってみて下さい。
この記事を読んで頂き、ありがとうございました。
