小学生の発熱に悩むママ必見!家庭でできるベストな対処法とは?

小学生の子どもが発熱した時、ママはどうすればいいのでしょうか?

インフルエンザやコロナウイルス感染症の心配もありますよね。

この記事では、家庭できるベストな対処法をご紹介します。

安静にすることや水分補給はもちろん、食べ物やアロマなどの工夫もあります。

また、検査のタイミングや受診の判断基準もお伝えします。

発熱した子どもを看るママのための必読の記事です。

小学生の子どもが発熱した時の対処法

小学生の娘が頭痛を担任の先生に訴えてから、徐々に熱が上がり、お迎えの電話が仕事中の私に入りました。

最近はコロナよりもインフルエンザが流行っているとの情報もあり、私がいろいろ調べて、比較してこれがベストかな・・・と思った対処法をまとめてみました。

仕事は早退させて頂き、そのまま学校にお迎え。

保健室で給食を食べてました。

子どもが通っている保健室の先生は若い綺麗な女性の先生。

真夏でも長い髪を下ろしている先生なので、毎回、『仕事中でも縛らないスタイルなのね』と思っちゃいます。

長女がゲロ吐いた時も髪をバッサーってかき上げていたので、『髪にゲロつきますよ』をかろうじて飲み込んだものです。

今回も特に発熱時の状況や詳細を説明するわけでもなく、『お迎えありがとうございます』程度。

毎回のことなので、私も先生に聞くことはせず、娘自身に問診。

記録の紙が置いてあり、それを勝手に目を通させて頂く。

37.7度と37.4度という記入してありました。

『こもり熱程度だな』と思いました。

『熱が出た』しか言わないんですよ。

『腋窩(脇下)で計測して何度か?』という正しい情報が欲しいので、近くにある腋窩用の体温で計測させてもらおうかと思ったら、前回の計測記録が表示されて38.2度。

いや、こもり熱じゃない。

しかもこれは伝えないといけないレベルの体温でしょう。

私の職場ならカロナール(解熱鎮痛剤)対応レベルの熱発ですよ。

こりゃすぐに帰って安静にしなければと思い、やる気のない保健の先生はスルーして早々に帰り支度。

『給食は無理して食べなくていいから、帰って消化にいいものを涼しい部屋でゆっくり食べよう。』

と娘を促す。

『失礼します』と言い残し、帰宅。

帰ってから、子どもの状況を職場に報告。

インフルが流行っていて、私から職場に感染するといけないので、翌日も自宅待機との指示。

確かにインフルっぽい症状なので、対処法を段取りしました。

同じような状況になったママさんの参考にして頂ければ幸いです。

<小学2年生の娘の症状>

10:30   頭痛を担任に訴える。36.9度 →この時点で私に電話が入る。

10:40   保健室に行く。37.4度

11:30   保健室にて。37.7度

12:30   保健室にて。38.2度

12:50   自宅にて。37.4度

15:00   38.1度→脇、首を保冷剤で冷やす。

16:30   38.3度

腹痛、軽い喉の痛み、頭痛、悪寒、倦怠感あり。

食欲もあり。吐き気なし。

帰宅したばかりの時は、37度代の熱だったので、経過観察で受診は考えていませんでした。

下手に受診して、待合などで病原体をもらってしまうといけないので。

小学生の子どもが発熱した際は、症状や原因によって異なりますが、一般的には以下の対処法があります。

<安静にする>

発熱は体力を消耗するので、無理せずに休ませる。

激しい運動や外出は避けた方がいいです。

<水分補給をする>

発熱すると水分が失われやすくなります。

こまめに水やお茶、スポーツドリンクなどを飲ませてください。

食欲がなくても水分は必要です。

<適度に冷やす>

発熱で辛そうな時は、解熱剤を使っても構いませんが、むやみに使わない方がいいです。

解熱剤は発熱の原因を治すわけではありません。

発熱は体が細菌やウイルスと闘うために引き起こす反応で、免疫力を高める効果があります。

解熱剤には、胃腸障害や肝障害などの副作用があり、過量投与y長期使用は危険です。

安静にして水分補給することが大切です。

それでも熱が高くて辛い時や、他に重篤な症状がある場合は、医師の指示に従って適切な量の解熱剤を使用することも必要です。

解熱剤以外でも、首、脇、足の付け根などの血管が多い部分を冷却剤などで冷やすことで、体温を下げることができます。

おでこに冷えピタを貼られる方も多いですが、おでこを冷やしても残念ながら効果はありません。

<病院に行くか判断に迷う時>

発熱自体はさほど心配する必要はありませんが、他に気になる症状がある場合は、速やかに医療機関に受診した方が良いです。

以下のような場合は受診が必要です。

・38度以上の発熱が24時間以上続く場合

・顔色が悪く、苦しそうな場合

・意識がはっきりしない場合

・何度も嘔吐や下痢がある場合

・不機嫌でぐったりしている場合

・けいれんが起きた場合

長女が3歳の時、個人クリニックに午前中に受診し、経過観察と帰されましたが『これはちょっと危険』と判断し、総合病院に午後、受診。そのまま1ヶ月入院になったことがあります。

毎日、お世話をしているママの方が子ども状態を把握しています。

『いつもと様子が違う』『危険』とママが判断した場合は病院の言いなりではなく、自分の判断を優先した方が良いと思います。

病院や医師はたくさんいますが、子どもの体は一つです。

ママしか守れないと、私は思っています。

<原因を特定する>

子どもの発熱の原因は、ほとんどがウイルス性の感染症です。

咳や鼻症状や下痢症状の多くもウイルス感染により起こります。

インフルエンザや水ぼうそうなどは予防接種や治療薬がありますが、扁桃炎や気管支炎などは自然治癒を持つしかありません。

発熱の原因によっては細菌感染症や重篤な疾患の可能性もありますので、医師の診断を受けることが大切です。

細菌感染では、抗菌薬の投与を必要とする場合がありますが、ウイルス感染には効果はありません。

過剰な抗菌薬の投与は耐性菌を増やしたり、副作用を引き起こすことにもつながります。

こまめな水分補給や鼻症状の吸入など、家庭でできる限りの対処を行いつつ、推移を注意深く観察し記録して、必要に応じて受診するのがベストです。

これらの対処法は参考程度にしてください。

子どもの体調や様子に応じて適切に対応してください。

発熱時食べさせるものと避けた方が良いもの

発熱した子どもに食べさせるもの

子どもが発熱した時に食べさせるものは、消化に良くて柔らかいもの。

喉越しがいいものがオススメです。

例えば以下のようなものがあります。

おかゆ、雑炊。塩や出汁で味付けして、卵や野菜を入れると栄養も摂れます。

うどんやそうめん。具なしでも食べやすいですが、野菜や白身魚などを入れるとバランス良くなります。

スープやポタージュ。水分補給にもなります。ビタミンも摂れます。ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃ、人参、トマトなどは体力回復にも効果的です。

茶碗蒸しやゼリー。口当たりが良くて食べやすいです。ゼリーは冷たくて喉の痛みを和らげる効果もあります。

バナナやヨーグルト、アイスクリームなどの甘いもの。食欲がなくても食べれることが多く、エネルギー源にもなります。ただし、下痢や咳の症状がある場合は避けた方が良いです。

発熱時に避けた方が良い食べ物

発熱時は胃腸の働きが低下しているので、消化に時間がかかる食べ物は避けた方が良いです。

レンコン、ごぼう、たけのこ、豆、きのこ類、芋類などの食物繊維の多いもの。

みかん、オレンジジュース、などの柑橘類。消化に悪く、胃腸に負担をかける可能性があります。酸味が強く、胃酸の分泌を活性化させる可能性があります。これにより、胃の不快感や吐き気を引き起こしてしまうことがあります。

また、喉の痛みや炎症にも刺激を与えてしまうことがあります。

柑橘系の代わりに、水分やミネラルを補給できるゼリー飲料や経口補水液などを飲むと良いです。

炭酸飲料やカレーなどの刺激の強いもの。

チョコレートやスナック菓子などの油分の多いお菓子。

アロマで発熱した子どもを快適にする方法

<インフルエンザかな?というのアロマ>

殺菌作用や呼吸器系の症状緩和などの効果が期待できる精油(アロマオイル)を使うと良いです。

以下の精油がオススメです。

ティーツリー:強力な殺菌作用があり、風邪の予防や症状緩和に効果があります。芳香浴のほか、少量をマスクに垂らして吸入することもできます。

ユーカリ・ラディアータ:呼吸器系の症状に効果的な精油です。鼻詰まりや咳、喉の痛みなどに役立ちます。子どもに使う時は、ラディアータ種がオススメです。

ラベンダー:作用が穏やかで万能な精油です。リラックス効果や皮膚トラブルの改善などにも有効です。寝る前に芳香浴すると安眠にもつながります。

これらの精油はアロマディフューザーやアロマランプなど、またはマグカップにお湯を入れ、合計6滴垂らして空気清浄を兼ねた芳香浴に使用できます。

うがい薬として水を入れたコップに1滴垂らして使用することもできます。

合成香料のものは使用できません。

天然の精油でしか効果は期待できません。

使用量や使用時間には注意してください。

子どもは大人よりも香りに敏感なので、低濃度、短時間で行うように心がけてください。

また、子どもの手の届かない場所に保管するのことも忘れないようにしてください。

インフルやコロナ感染症の検査のタイミング

<インフルエンザの検査>

発症から12時間以上の経過が望ましいとされています。

ただし、発症後48時間以上経過すると、抗インフルエンザ薬の効能がなくなります。

できるだけ12時間以上48時間以内に検査を受けるようにしてください。

<コロナの検査>

発症から2日目〜9日以内の症例では、ウイルス量が多く、PCR検査と抗原検査の結果の一致率が高いとの研究結果があります。

また、抗コロナウイルス薬も発症後可能な限り早期に投与する薬剤が中心であるため、こちらも早期の受診が必要となります。

正確な検査結果を知りたい時は医師や専門家に相談することをオススメします。

インフルエンザやコロナは重篤な合併症を引き起こす可能性があるので、発熱や咳などの症状があり、様子がいつもと違う時は早めに医療機関を受診してください。

【インフルエンザとコロナの違い】

インフルエンザとコロナの違いについては、以下のような点が挙げられます。

・原因ウイルスが違う。インフルエンザウイルスとコロナウイルスによって引き起こされます。

・潜伏期間が違う。インフルエンザは1〜4日、コロナは2〜14日。

・感染力が違う。インフルエンザは発症後すぐに感染力が高まります。コロナは発症前から感染力があります。

・症状が違う。インフルエンザは急激な発熱や全身症状が特徴的。コロナは微熱や呼吸器症状が主で、味覚、臭覚の障害も見られます。また、コロナは重症化すると肺炎を合併することが多く、致死率も高いです。

・治療法が違う。インフルエンザは抗インフルエンザ薬やワクチンがあります。コロナは抗ウイルス薬はありますが特例承認や緊急承認のみで、通常の承認と比べて臨床試験の規模や期間が短縮される場合があります。そのため、十分な効果や副作用については十分に明らかになっていない可能性があります。

インフルエンザとコロナは似ているようで、異なる感染症です。

どちらも予防対策を徹底することが大切です。

【小学2年生の娘の場合】

うちの娘の場合は、食欲もあるし、ランドセル背負って自分で歩いてマンションの階段を登ってるし、という状況だったので自宅で様子見だなと思っていました。

15:00過ぎから再び38度代になり、夕方には39度代になってきて、本人が病院に行きたいというので、かかりつけ医に電話して状況を説明、相談。

明日は休診日。

検査結果が発症から8時間で微妙なラインだけど、最終受付で受診して検査が今のベストかな・・・ということで、受診し、コロナ、インフル検査しました。

小学校の担任からも夕方に『どうですか?』と電話が入ったので、状況を説明してインフルっぽいと感じてる旨を説明。

発熱後の登校条件を確認し、電話を切りました。

受診し検査結果はインフル、コロナともに陰性。

まだ発症から8時間で12時間に達していないので安心はできないですが、医師から水分も摂れていて、食欲もあり、様子もおかしくなければ再診の必要はないと言われました。

翌日には36度代、37代度に熱も下がったので、職場からの要請がない限り検査はせず、学校と職場に相談して登校日を決めていこうと思います。

発熱後の小学生登校の判断基準

自治体によって微妙に違う部分もあると思いますが、小学校の発熱後の登校までの日数は、学校保健安全法によって定められています。

急な発症だと、職場への連絡、勤務調整、兄弟、姉妹の対応、食事、受診などやることが目白押しなので、いちいち学校の配布書類を探してる暇がない。

自分にも感染の可能性大なので、エネルギー切れになっちゃうしね。

参考までに。

『インフル検査が陽性だった場合』

発熱した日を0日とカウントして5日間、自宅療養。

金曜日に発症、発熱→土、日、月、火、水は自宅待機。木曜日から登校可能。

『インフル検査が陰性だった場合』

インフルではなかったとしても、発熱状況で登校可能日が変わります。

熱が下がってから2日間は自宅療養。

解熱した日はカウントせずに、翌日からの2日間になります。

金曜日に発熱、土曜日に解熱→日、月は自宅待機。火曜日からが登校可能。

『新型コロナが陽性の場合』

2つの条件を満たす必要があります。

1:発症した後5日を経過していること。(発症日は0日カウント)

2:症状が軽快した後、1日を経過していること。(解熱剤を使用せずに解熱しており、呼吸器症状が改善傾向にあること)

詳細は、各学校や教育委員会に問い合わせてください。

また、出席停止解除後、発症から10日を経過するまでは、マスクの着用や手洗いなどの感染予防に配慮してください。

<インフルやコロナ陽性の場合は治癒証明書が必要>

学校や自治体によって異なりますが、うちの娘の通う小学校では提出は必須です。

ですが、厚生労働省などからの通知により、医療のひっ迫を回避するために、医師が書いた証明書の提出は不要とされています。

なので提出必要な学校だと、保護者が記入することになります。

治癒証明書は小学校のH Pからダウンロードして、自宅などで印刷するか、学校からもらって記入してする流れになります。


子どもの発熱で一番、大変なのはママです。

ですが、子どもと一緒に過ごす時間が必要な時なんだと割り切って、リラックスして過ごしてください。

子どもにとっても、ママにとっても、必要な時間をイライラして過ごしてしまうのは非常にもったいないです。

体と心を休めて、少しでも早く良くなりますように。

愛を込めて。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

不妊治療経験者が教える妊活サポート!
S整体リンパ院長|RYTヨガインストラクター|心理メンタルアドバイザー|調理師|アロマセラピスト
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