はじめに
「ついつい落ち込んでしまう……そんな自分を責めていませんか?」
日々の暮らしの中で、失敗をしてしまい、落ち込んだり、ネガティブな気持ちになる場面は誰にでもあります。
しかし、無理にポジティブになろうとすると逆効果になることも。
実は、ネガティブは「ゼロ」にしなくても良いんです。
黄金比は「ポジティブ3:ネガティブ1」
少しだけ気持ちを切り替えるコツを知るだけで、心は軽くなります。
今回は、国民的アニメ『サザエさん』の失敗が多くても明るいサザエさん一家から学ぶ「笑いに変えるネガティブ思考術」をご紹介します!
あなたの心に笑顔が増えるきっかけになりますように。
ネガティブな自分も認めよう
カツオくんのエピソード
学校で体操服を忘れ、波平さんの古いジャージを借りたカツオはクラスメイトに笑われて落ち込みました。
でも、サザエさんの「今は昭和レトロが流行よ!そのレトロ感が逆にオシャレ!」という言葉で元気を取り戻し、次の日は堂々と「今流行りの昭和レトロジャージだよ」と言って笑いを取ったのです。
落ち込んだ自分を責めず、「そんな日もあるよね」と受け入れることで、ポジティブな次の一歩を踏み出しやすくなります。
ネガティブな面の良いところを見つけるコツ
サザエさんのエピソード
急いで夕飯の買い物に行き、魚を買ったつもりが『冷凍たい焼き』を買っていたサザエさん!
「せっかくだからデザートメインディナー!」と新しい発想で家族は爆笑!文句を言いつつも、「一日くらいそういう日があっても楽しいよね」と食べたそうです。
「予想外の出来事」を「新しい体験」に変えて、笑いに変えてみましょう!
少しずつポジティブに進む方法
波平のエピソード
波平さんが会社でプレゼン。スピーチを忘れてしまった波平さんは、急遽アドリブで挑戦しました。
「とにかく笑顔!で乗り切る!」と臨んだ結果、思いがけず拍手喝采。
「アドリブの方が評判が良いとはどういうことだ!」と不満げな波平さんにサザエさんは「才能があるんじゃない?
これからはアドリブだけでいけばいいんじゃない」とアドバイス。
最初は「笑顔だけ」でOK。ポジティブは少しずつ広げていけばいいんです。
小さなことから始める勇気
タラちゃんのエピソード
自転車に乗る練習をしていたタラちゃんはなかなかペダルをこげず「もうやめたい」と諦めかけました。
でも、サザエさんの「まずは座る練習から!」の提案で「座るだけなら」と練習を再開しました。
少しずつ自転車に馴れ、座ってバランスをとる感覚が分かり、ゆっくりペダルをこげるようになりました。
一気に完璧を目指さず、まずは「できるところ」から始めてみましょう。
ハードルを下げて楽にするテクニック
カツオのエピソード
夏休みの最終日に宿題が終わらずパニックのカツオくん。「どうせ全部できないんだ〜」と泣き叫んでいます。
サザエさんは「絵日記は同じ花火を3回描けばいいんじゃない?」と助言。
宿題はギリギリ間に合いました。
先生からは「今年は随分、花火に行ったんだね」とコメントをもらいました。
「完璧」を目指さず、「ここまででOK!」とハードルを下げて取り組むと気持ちが楽になります。
6minutes diaryで日々の幸せを記録
サザエさんのエピソード
「毎日、良いこと日記をつける!」と宣言のサザエさん。
「今日は味噌汁を沸騰させなかった!」「カツオが遅刻せずに学校に行った!」など、小さな幸せを書き出していきました。
日記を家族に読み上げたら、「本当に小さい幸せだな!」とみんなが大笑い。
小さな幸せを見つけて書き出すと、心にプラスが積み重なります。
別の記事で6分ダイアリーの解説をしています。合わせてご一読ください!
自分を褒める時間を作ろう
フネさんのエピソード
「今日の自分を褒める会」を開催したフネさん。
1日頑張ったことを話しているうちに、気がつけば家族も自然と感謝を言葉にし、「私、今日もよくやったわ!」「ありがとう」と家族全員が感謝を伝える時間になりました。
1日の終わりに「よくやった自分」を褒める習慣を作りましょう。
「何もしない」を許す大切さ
サザエさんのエピソード
「今日は動かない!」と宣言し、畳でゴロゴロするサザエさん。
波平さんに怒られるも、フネさんが「たまにはいいじゃないですか」と擁護。
それを聞いたカツオくんは「じゃあ、僕も宿題はせずにゴロゴロする日!」と真似しようとしましたが、波平さんとフネさんに怒られてしまいました。
サザエさんは休むことで心も体もリセットされました。
何もしない日があることで心身ともにリフレッシュできます。
自分を褒める。認める。許可を出す。は「アファーメーション」というメディテーションです。ウィステリアサロンでも多く取り入れています。
人の言葉を受け止めすぎない工夫
サザエさんのエピソード
近所のおばさんに「声が大きい」「うるさい」と言われ落ち込んだサザエさん。
しかし別の日に、「昼寝していて寝過ごすところだったけど、声が大きいおかげで起きれたわ!約束をすっぽかさずに済んだの、ありがとう!」と言われ、大きな声も役に立つことがあるのね!と前向きに切り替えました。
言葉をそのまま受け取らず、自分に合った捉え方をしてみましょう。
思いやりで心を温める方法
カツオのエピソード
雨の日に家の前で困っているおばあさんを見つけ、傘を貸したカツオくん。
後から波平さんの大事な高級傘だったことが発覚し、大騒ぎに!
しかし、「人に優しくできたのは良いことだ」「優しさは大切」と波平さんも許してくれました。
人への思いやりは、自分自身の心も温かくします。
まとめ
『サザエさん』のエピソードは、失敗やハプニングを笑いに変えるヒントの宝庫です。
大切なのは、「ネガティブな自分を否定しないこと」。
ネガティブを無理に0にしようとせず、ポジティブを少しずつ増やしていきましょう。
日々の小さな笑いを見つけて、サザエさん一家のように前向きで楽しい毎日を過ごしてください!
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました!ナマステ。